先日、佐藤康光九段ー藤井聡太竜王戦で佐藤康光九段が向かい飛車を採用されました。

Twitterでも将棋まとめたのコメント欄でも誤解があったので記事を書いてみようかと思います。
なぜ角交換型の向かい飛車が“ダイレクト向かい飛車”と呼ばれるのかを
知っていただけると誤解が減るのではないかと考え記事を書いた次第です。(管理人)

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朝日新聞将棋取材班のツイート(×ダイレクト向かい飛車○向かい飛車)

まず、向かい飛車とダイレクト向かい飛車の違いを理解するためには下の2図を見て頂けると
分かりやすいかと思います。

↓ダイレクト向かい飛車


↓ノーマル向かい飛車もしくは向かい飛車




上と下の図で違う点は角交換をしているか否かです。
角交換をしていればダイレクト向かい飛車、角交換しなければ向かい飛車です。


続く。




↑この陣形をダイレクト向かい飛車と呼びますが、この名称は角交換四間飛車の
登場によって生まれたものです。 


上の図は手番が後手にあるので
 

4五角と打つ隙があります。
角交換四間飛車は角の打ち込みを防ぐために、
一度4筋・6筋に途中下車しようという考えから生まれました。

 

しかし、一手損するというデメリットもあることからダイレクト向かい飛車とは一長一短の
関係性です。

この二つの戦法を差別化するために、一度4筋に振る作戦を角交換四間飛車、直接2筋に振る戦法を
ダイレクト向かい飛車と呼ぶようになりました。


偉そうに講釈垂れてすみませんでした。
お役に立てれば幸いです。(管理人)